Aさんは6年前に体の異常を感じて整形外科で受診したところ、血液検査で異常が見られ総合病院を紹介されました。総合病院で糖尿病と診断されインスリン治療しましたが、状態が悪化して透析をすることになりました。
人工透析をすると障害年金を請求することが出来ます。
しかし、Aさんは会社勤めで仕事のため、申請する暇がありませんでした。申請もどんな書類をそろえたらいいのか、どうやって申立書を書けばいいのかなどが分からなくて困っていました。また、障害年金の初診日も、よくわかりませんでした。
そこで障害年金の申請を依頼したいと思い、富山障害年金相談センターにご来所されました。
Aさんの初診は、体の異常を感じて受診した整形外科医院になります。
初診日の証明書を整形外科医院に依頼したところ、「うちの病院では書けない」「通院している病院で書いてもらってくれ」との返事でした。
富山障害年金相談センターでは、整形外科医院に丁寧に説明しました。そして理解を得ることができ、初診日の証明書を書いていただくことができました。
透析の申請では、過去の健康診断書の提出を要求されます。
Aさんは、引っ越しの時に捨てておいででした。
勤務先では、健康診断書を保管期限を過ぎているため廃棄していました。
富山障害年金相談センターでは、当時の健康診断受診先と交渉し、過去の健康診断書を発行してもらうことが出来ました。
Aさんから日常生活状況のヒアリングを詳しく行いました。
そして、糖尿病用のアンケートとの整合性に注意して、診断書には書かれていない重要なポイントを詳細に記述して申立書を作成しました。
※障害年金は、提出された書類だけで審査されます。ポイントを押さえた内容で、診断書や病歴・就労状況申立書が書かれていないと、実際の状態よりも低い等級で決定されたり、不支給と判断されることもあります。残念ですが、お医者様のお仕事は病気を治療することで、障害年金申請の専門家ではありません。実態に合った等級に判断されるためには、専門家にご相談されることをお勧めします。
日本年金機構より、初診日について疑義照会がありました。
他の病気を患っていたことが診断書に書かれていたためです。
富山障害年金相談センターでは、初診日より後の病気であることを証明するため、病院に確認を取り証明書をもらいました。
そして、申立書を新しく作成して提出しました。
日本年金機構からの疑義照会にすべて対応し、結果、障害厚生年金の2級が決定し、年間約110万円の受給につながりました。
障害年金の受給が医療費の助けになると喜んでおられました。
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