若い頃、通勤途中にけいれん発作を起こして意識を失い救急搬送されたAさん。病院でてんかんの診断を受けました。てんかんの発作を頻繁に繰り返していたAさんは、アルビアチン散10%やカルバマゼピン錠といった発作を抑える薬を服用していましたが、いつ発作が起きるか分からないので、とても不安でした。このところ、発作に加え被害妄想が見られ、家事や仕事はできない状態でした。
治療費のことなど経済的な不安を感じ、ご家族様から富山障害年金センターへ相談のお問い合わせをいただきました。
富山障害年金相談センターでは、Aさん、ご家族様から現在の状況や症状について丁寧にお話を聞かせてもらいました。
お話を伺っていると、ご本人様とご家族様の発言に違いがありました。Aさんは、ご家族に病気のことを指摘されるのが辛く、無自覚に自分の症状を誰にも話さなくなっていたのです。また、富山障害年金センターから指摘されるまで、何がてんかんの発作になるのか知りませんでした。
障害年金は書類で審査されます。富山障害年金相談センターでは、主治医にAさんの状態をしっかりとお伝えして、診断書の作成をお願いしました。
※障害年金は、提出された書類だけで審査されます。ポイントを押さえた内容で、診断書や病歴・就労状況申立書が書かれていないと、実際の状態よりも低い等級で決定されたり、不支給と判断されることもあります。残念ですが、お医者様のお仕事は病気を治療することで、障害年金申請の専門家ではありません。実態に合った等級に判断されるためには、専門家にご相談されることをお勧めします。
診断書では記載しきれない、ご本人の日常生活状況を詳しく申立書に記述し、申請に必要な書類を揃え提出しました。
障害厚生年金2級を取得、年間約130万円の受給につながりました。
障害年金が受給できたことで、ご本人様やご家族様の気持ちにも少し余裕が生まれ、ほっとしておられました。
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