富山県内で障害年金の相談なら、富山大学近くの富山障害年金相談センター　富山大学から車で2分

1.発病からご依頼までの状況

Aさんは出産後に一人で家事と育児に追われ、ゆっくり休む時間などありませんでした。ご主人は仕事で忙しく、悩みを聞いてくれません。Aさんは頭痛、微熱、食欲不振などが続き、寝込むようになりました。Aさんの様子が今までと違うことに気づいたご主人が病院へ連れて行ったところ、「うつ病」と診断されました。

それから25年間以上、治療と静養を続けていますが状態はよくなりません。何もする気が起きず一日中ボーッと過ごし、一人では行動できないことがほとんどです。どうしたらいいのか困っていたとき、富山障害年金相談センターの無料相談会のことを知り、ご主人と相談に来られました。

2.富山障害年金相談センターの見解

他人とコミュニケーションが取れず、ご家族の助けがないと生活できないご様子から、障害基礎年金2級相当ではないかと考えました。

3.富山障害年金相談センターでのサポート

富山障害年金相談センターでは、まずAさんとご主人に、発病してからの様子を詳しくお聞きしました。Aさんは初診から現在まで、B病院へ通院しています。当初は認定日頃の日常生活のことをよく覚えていないと話されていましたが、時間をかけて丁寧にお聞きすると、少しずつ思い出して下さいました。

当センターでは、認定日頃と現在それぞれの詳しい状態を資料にまとめて、Aさんと一緒にB病院へ行き、主治医に診断書の作成を依頼しました。

出来上がった診断書との整合性をとりながら、長期にわたる病歴と生活の様子をまとめ、申立書を作成し提出しました。

4.審査結果

障害基礎年金2級を取得、遡及も認められました。障害年金の受給が決まり、将来の不安が多少なりとも和らいだようです。ご家族もたいへん喜んでおられました。