Aさんはある日突然物忘れをするようになりました。しばらくすると会話の途中で言葉が出なくなり、手足の震えや、目が開かなくなるなど症状が出ました。家族がAさんの様子がおかしいと気付き、B病院脳神経外科を受診したところ、脳腫瘍の疑いがあるとのことでC病院を紹介されました。C病院でМRI検査を受けた所、左前頭葉腫瘤が認められたので入院し頭蓋内腫瘍摘出手術を受けて、腫瘍は左前頭葉膠芽腫であると診断されました。手術後は記憶障害や失語など高次脳機能障害の症状が残りました。漢字が読めない、会話が理解できない、ガスコンロの火をつけたことを忘れるなど、生活に支障があり、仕事も続けられず退職しました。今後のことを心配したご家族様から富山障害年金相談センターにご相談をいただきました。
Aさんは日常生活に家族の支えが必要で、働くことが難しいため、障害厚生年金2級または3級相当と考えました。
Aさんは、自分に障害があることを知られたくない気持ちから、できない事も「できる」と答えることがありました。そのため、主治医の先生にAさんの日常生活が十分に伝わっていませんでした。当センターではAさんやご家族から伺った内容を、主治医に丁寧に説明し、診断書を作成してもらいました。
また、申請書類を年金事務所に提出するときに、医師の作成した診断書に対して、内容が不備だと指摘され、受理できないと言われました。当センターでは指摘内容についてAさんに不利にならないよう慎重に、繰り返し不備ではない事を説明して、受理に至りました。
無事に障害厚生年金2級の支給が決定しました。Aさんは障害年金が受給できたことで、生活の不安が少しなくなったそうです。Aさんもご家族様も大変喜んでおられました。
また、年金事務所より指摘された項目については、訂正の指示などはなく、支給が決まりました。
障害をお持ちの方は、働けない事に加えて治療や薬にお金がかかり、経済的に苦労しておられる方も多いのではないでしょうか。障害年金を受給することで、少しでも生活が安定し治療に専念できればと願っております。当センターでは、初回のみ30分間の無料相談を受け付けております。詳しくは下記リンクより、無料相談の案内をご覧ください。
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