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ろれつが回らなくなり歩行も困難に!多系統萎縮症で障害厚生年金2級が受給できたケース

1.発病からご依頼までの状況

Aさんは、ある日ろれつが回らないと感じました。持病の治療のために通院しているB病院を受診した際に主治医に相談した所、総合病院のC病院を受診するよう勧められました。C病院で検査をした結果、多系統萎縮症と診断されました。

病気が進行して、体を思うように動かすことができなくなっていきました。仕事は休職しましたが、症状が進み復職できる見込みがないため、退職しました。

その後Dリハビリ病院へ転院し、週に一度ご家族様が付き添ってリハビリを行っています。Aさんは、入浴や着替えなど身の回りのことをご家族様の手助けを受けています。さらに病気が進行して自分の力で歩くことができなくなったため、歩行器も使用するようになりました。これからの生活を心配したご家族様から、富山障害年金相談センターにご連絡を頂きました。

2.富山障害年金相談センターの見解

Aさんは、杖をついて、ゆっくりとしか歩けません。杖なしでは立っていることもできません。Aさんのご様子から障害厚生年金2級相当と考えました。

3.富山障害年金相談センターでのサポート

Aさんとご家族様から発病したときから現在までの詳しいお話しを伺いました。Aさんの場合、「ろれつが回らない」ことを医師に伝えて診察を受けた日が、今回の申請の初診日になります。そのため、B病院の医師に初診日の証明に必要な受診状況等証明書の記入をお願いしましたが、病名の診断をしていないという理由で書いて頂けませんでした。そこで当センターではご家族様と相談して、医師に病名は不明のまま記入して頂くようお願いをして、受診状況等証明書を書いてもらいました。

当センターではAさんに同行してD病院に行き、主治医にAさんの状況をお伝えして、診断書の作成を依頼しました。

4.審査結果

障害厚生年金2級の支給が決定しました。生活費の不安を抱えておられたAさんとご家族様は、大変喜んでおられました。

5.富山障害年金相談センターより

障害年金の申請には、初診日(障害年金を申請する障害で最初に医師の診察を受けた日)を特定することが必要です。Aさんの場合、今回申請した「多系統萎縮症」の初診日が、別の生活習慣病で通院をしていた病院を受診した日であるため、初診日が分かりにくいケースでした。また、Aさんのように初診の時点で「多系統萎縮症」と診断されず、初診日の特定に悩まれる方も多いようです。

障害年金を申請したいけれど、初診日がいつなのかわからないので自分で申請するのは難しいと思われた方は、ぜひ専門家にご相談ください。当センターでは、お客様やご家族様から丁寧にお話を伺い、サポートさせていただきます。

当センターでは、初回のみ30分間の無料相談を受け付けております。詳しくは下記リンクより、無料相談の案内をご覧ください。

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