Aさんは、ある日、道端で突然意識を失って倒れました。偶然通りかかった人に発見され、救急車でB病院へ運ばれました。
検査の結果、脳出血していることがわかり、すぐに手術を受けました。しかし意識は戻らず、追加で手術が必要になるほど、症状は重いものでした。手術後に意識は回復しましたが、左半身はまったく動かず、言葉も話せず、食事も自分ではできない状態が続きました。
リハビリのために別の病院へ移りましたが、なかなか回復せず、寝たきりの生活が続きました。ご家族様が声をかけても反応がなく、目を開けてぼんやりしているだけのこともありました。感情が不安定になり、突然泣き出すこともありました。
その後、介護施設に入所しましたが、車椅子に座ってもすぐに体が傾いてしまい、ほとんどをベッドの上で過ごしていました。どうしても家に帰りたいという強い希望から、一度退院して家に戻りました。訪問診療を受けながら生活していましたが、介護をしていたご家族様が病気になり、介護ができなくなってしまいました。
Aさんは、今後の生活に備えてリハビリをするためにC病院に入院しました。現在も入院中で、寝たきりの状態が続いています。食事は右手だけで食べていますが、こぼしてしまうことも多く、オムツの交換や入浴など、すべてに介助が必要です。医師からは、「将来的な回復は見込めない」と診断されています。今後の生活費や、介護施設に入所するための費用のことで、ご家族が悩んでおられた時に、C病院の相談員の方から、富山障害年金相談センターを紹介され、ご相談をいただきました。
Aさんは左半身が麻痺していて、食事や排泄、移動など、すべてに介助が必要です。言葉もうまく話せず、寝たきりの生活が続いています。
このようなAさんの状態から、障害厚生年金の1級に該当する可能性が非常に高いと、当センターでは考えました。
Aさんは現在入院中のため、病院まで出向きAさんのご家族から詳しいお話を伺いました。Aさんの場合、発病から時間が経っていたため、過去にさかのぼって障害年金を請求する「遡及請求」ができる可能性がありました。そこで当センターでは、遡及請求の準備も進めました。遡及請求が認められれば、過去の障害年金もまとめて受け取ることができます。
次に、Aさんが最初に受診したB病院に受診状況等証明書の作成を依頼しました。さらに、現在入院中のC病院の主治医に診断書の作成をお願いしました。C病院の相談員の方にもご協力いただき、Aさんの厳しい状況をより正確に伝えるため、何度もやり取りをしました。
当センターでは、長年の経験と蓄積されたノウハウを活かし、Aさんにできる限り負担をかけずに申請できるよう、全力でサポートいたしました。
障害厚生年金1級の受給が決定しました。また遡及請求も認められました。
この結果に、Aさんのご家族は大変安心された様子でした。長い間、介護や医療費の負担、将来への不安を抱えていた中で、障害年金の受給が決まったことで、経済的にも精神的にも大きな支えとなりました。
Aさんご本人は言葉での表現が難しい状態ですが、受給が決まったことを聞いた日には、穏やかな表情を見せていたそうです。ご家族は「これで少しでも安心して介護を続けられる」と話されていました。
Aさんのように、突然の病気や事故で生活が一変してしまう方は少なくありません。重い後遺症が残り、働けなくなったり、日常生活に介助が必要になったりすると、経済的な不安は非常に大きくなります。そんなとき、障害年金は心強い支えになります。しかし、ご本人からは「自分では申請できない」、ご家族様からは「忙しくて動けない」といった悩みも多く寄せられています。
当センターでは、障害年金の申請を専門にサポートしています。医療機関とのやり取り、診断書の確認、書類の作成など、すべての手続きを負担がかからないよう丁寧にサポートします。またAさんのように、入院中で当センターへの来所が難しい方や、体調不良のため自宅での対応をご希望の方には、出張での面談も可能です。
障害年金の申請でお悩みの方は、ぜひ初回限定の無料相談会をご利用ください。専門家が状況を丁寧にお伺いし、最適な方法をご提案いたします。
安心してご相談いただけるよう当センターが全力でサポートいたします。
当センターでは、20~64歳の方を対象に、初回のみ30分間の無料相談を受け付けております。詳しくは下記リンクより、無料相談の案内をご覧ください。
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