Aさんは子供の頃、言われたことを理解することができず、みんなと同じ行動がとれなかったり、勉強についていけず授業中はいつもボーっとしたりしていました。先生やご家族様のサポートで、何とか高校を卒業しました。卒業後に就職した会社では、上司からつきっきりで丁寧に仕事を教えてもらいましたが、なかなか仕事を覚えられませんでした。その事を同僚から責められて、仕事にいくことが辛くなり退職しました。次に働いた職場でも仕事が覚えられず、言われたことが理解できなくて、どんどんストレスが溜まり、職場に行くのが嫌になりました。
気持ちが落ち込み、夜は眠れなくなったため、B病院に通い始めました。ある日Aさんは出社したくないために、「自殺しようとした」と職場へ嘘の電話連絡をしました。職場から消防署に連絡が行き、大騒ぎになりました。これをきっかけにAさんは退職しました。
その後Aさんは、B病院で「軽度知的障害」と診断されました。もう一度働こうと、職業訓練校に通ってみましたが、他人とうまくコミュニケーションを取ることができず、仕事に就くことはできませんでした。
Aさんの調子は徐々に悪くなりました。まわりの人と接するのが怖くなり外に出られなくなりました。片付けが苦手なAさんの部屋の中は、散らかっていて足の踏み場もありません。食事や通院などは、ご家族様のサポートを受けています。
今では、自分の部屋からほとんど出ることができず、働くことができません。そんなAさんの将来を思い悩むご家族様から、富山障害年金相談センターにご連絡をいただきました。
Aさんは働くことができず、生活にはご家族様の助け必要なことから、障害基礎年金2級相当と考えました。
Aさんの軽度知的障害は先天性の精神の障害のため、病歴・就労状況等申立書には、生まれた時から現在までの状況を書かなければなりません。
富山障害年金相談センターではAさんとご家族様から、生まれた時から今までの詳しいお話を伺いました。その内容をまとめて書類を作成しました。また、Aさんの状態が正確に伝わるように注意して、B病院の主治医に診断書を依頼しました。
障害基礎年金2級の支給が決定しました。Aさんもご家族様もお金の不安を抱えておられたので、ほっとしたご様子でした。
障害年金の申請のために書く書類の一つに「病歴・就労状況等申立書」というものがあります。これは、発病した時から現在までの通院の記録や障害の状態、日々の生活などについて、時系列でまとめて書く書類です。先天性の障害の場合は、生まれた時から現在までの状況を書かなければなりません。また、発病から長く闘病を続けている人も、書く期間が長くなるため、内容が多くなります。
当センターでは経験豊富なスタッフが、お客様やご家族様から丁寧にヒアリングを行い、要点を押さえて「病歴・就労状況等申立書」の作成をサポートさせていただきます。先天性の障害で申請をお考えの方、長い闘病生活を送ってこられた方、また自分で書いてみようと調べてみて、難しいと感じた方は、是非プロのサポートをご検討ください。
当センターでは、初回のみ30分間の無料相談を受け付けております。詳しくは下記リンクより、無料相談の案内をご覧ください。
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