Aさんは出産後の育児休暇中、よく眠れず、体のだるさや食欲不振といった体調不良に悩まされるようになりました。最初は「子育ての疲れが出ているだけ」と自分に言い聞かせて、日々の忙しさに追われながら無理を重ねていました。次第に一日中強いだるさを感じ、少し家事をするだけでも動けなくなるほどに調子が悪くなったので、B病院を受診しました。うつ病と診断されて、薬を飲み始めました。
育児休暇が終わったら職場へ復帰することを目指していました。しかし、その思いとは裏腹に体調は悪化し、職場に復帰はできず、休職せざるを得なくなりました。夜も眠れない日々が続き、日中は何も考えられず、ただ横になって過ごすことが多くなりました。
外出や通院をするにも体力が追い付かず、無理をすれば帰宅後に何日も寝込んでしまいます。「この状態がいつまで続くのだろう」とAさん自身もご家族様も思い悩んでいました。
そんなとき、折り込みチラシを見て当センターのことを知ったご家族様が、Aさんに教えたことがきっかけとなり、富山障害年金相談センターにご相談をいただきました。
Aさんは、現在は働けません。そして、日常生活の多くの場面でご家族様の支えが必要です。
これらから、障害年金を受給できる可能性があると判断しました。
初めに、Aさんより発病してから今までの状況を詳しくお聞きしました。Aさんは体の調子が悪く、自宅での面談を希望されたため、訪問してお話を伺いました。聞き取りをした内容をもとに病歴・就労状況等申立書を作成しました。
次に、現在通院しているB病院の主治医にAさんの詳しい状況をお伝えして、診断書の作成をお願いしました。Aさんは最初に診察を受けた病院と、現在通院している病院が同じB病院なので、受診状況等証明書は必要ありません。
最後に、必要な書類をすべて揃えて提出しました。当センターでは、Aさんの不安を和らげるため、こまめに連絡をとり、Aさんに寄り添いながらサポートさせていただきました。
障害厚生年金3級の受給が決定しました。Aさんは、いずれ職場復帰をしたいと希望しておられたので、3級の結果にご満足され、「本当に助かりました」と感謝の気持ちを伝えてくださいました。
また、障害年金の受給が決まったことで、少しずつ気持ちに余裕が生まれ、前向きに将来の計画を考えるきっかけとなりました。
うつ病でお悩みの方にとって、日々の生活や将来の経済的不安は、さらなる心の負担となり得ます。Aさんのように、出産や生活の中で心身のバランスを崩し、ご家族様やご自身がどうすれば良いかわからないと感じられる方も少なくありません。
当センターでは、うつ病をはじめとした心の病気を抱える方々を対象に、障害年金の申請手続きをサポートしています。初診日の確認から診断書作成のサポート、必要書類の準備まで、複雑な手続きも安心してお任せいただけます。障害年金の受給が決まれば、経済的な支えだけでなく、療養に集中するための安心感や、将来を前向きに考えるきっかけとなるでしょう。
「ひとりで抱え込まずに相談して良かった」とのお声を、多くの方からいただいています。無料相談会も実施しておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。皆さまが一歩前に進めるよう、心を込めてお手伝いいたします。
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