Aさんは血便や体重減少、貧血が気になりB医院を受診したところ、すぐにC病院を紹介されました。検査の結果、直腸がんが見つかり、直腸切断の手術中に人工肛門を造設しました。
人工肛門の管理はとても大変です。これまでと同じ仕事ができなくなったAさんは、体に負担の少ない仕事に転職しました。Aさんは人工肛門を造設してから20年以上、食事制限や人工肛門から漏れ出るにおいで周りの人が不愉快にならないかといった心の負担に耐えながら生活してきました。最近になって、当センターのサポートを受けた方から初めて障害年金のお話をお聞きになり、ご自身ももらえるのではないかと相談に来られました。富山障害年金相談センターでは、障害年金の仕組みと受給可能性について丁寧に説明し、ご依頼いただきました。
Aさんが最初に受診したB医院はすでに閉院しています。富山障害年金相談センターでは、C病院でB医院を受診した記録が残っていないか確認しました。幸い、受診記録が残っていたので、受診状況等証明書の作成を依頼することができました。
AさんはC病院で人工肛門を造設しているので、当時の診断書も書いていただけました。また、Aさんの発病から現在までのご様子を詳しくお聞きし、転院したことなど、診断書との整合性を取りながら申立書を作成しました。
障害厚生年金3級を取得、無事に遡及も認められました。これまで障害年金のことを知らずに申請しなかったことを残念がられましたが、当センターのサポートで遡及が受給できたことを、たいへん喜んでおいででした。
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