サルコイドーシスは、体の臓器に肉のかけらのようなもの(肉芽腫)が出来る病気です。肉芽腫のできる場所は様々で、頻度の高い臓器は、肺および胸部のリンパ腺、眼、皮膚などです。
あらゆる場所にできるのではなく、出来る臓器や場所は人によってさまざまで、そのため症状も人それぞれです。
肉芽腫そのものが悪い働きをするわけではないのですが、肉芽腫があることで臓器の正常な細胞の仕事がやりにくくなり、結果的に様々な症状が現れるようになります。
まず、肉芽腫のできた臓器に症状が現れます。
これを臓器特異的症状ともいいます。
例えばよくある肺および胸部のリンパ腺、眼、皮膚にできた場合は以下のような症状が出ることが多いです。
ぶどう膜炎で最も多い原因はサルコイドーシスです。目の中の水が多い組織に、炎症性細胞が多く入り込むことで、眼がきちんとものを見て像を結ぶことが難しくなります。
たとえば、かすみがかかったように見える、虫が飛んでいるように見える、まぶしく感じるなどの症状が現れることがあります。その他、視力低下、眼の痛み、充血などの症状があります。
ここに挙げたのはほんの一例です。
その他、サルコイドーシスの方は全身症状と言われる症状が起こります。
微熱が続く、体重が減る、疲れやすく息切れしやすいなどです。
これは、臓器特有の症状とは違い色々な方に起こりうる症状で、臓器特有の症状が無い方でもこの全身症状によって生活を送りにくい、仕事が辛いなどと思う方も少なくありません。
全身の免疫異常が要因とされています。
ただ、どんなきっかけで免疫が異常になるのかは全くわかっていません。
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